大会の見どころ:海外選手編

 世界からトップアスリートが集結。男子100メートルは昨夏のリオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得したジャスティン・ガトリン(35=米国)、自己ベスト9秒99の蘇炳添(27=中国)が参戦。9秒台を目指す日本勢と海外勢の対決が注目される。今大会は8月の世界選手権(ロンドン)の日本代表選考会も兼ねている。

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ガトリンが見せる35歳の進化

33歳で自己ベスト9秒74、ライバルボルトを尻目に衰え知らず

 あのガトリンが再びセイコーゴールデングランプリにやってくる。国立競技場で最後の開催となった14年以来2年ぶりの出場となった前回大会。決勝ではスタートから飛び出すと、誰も寄せ付けなかった。タイムは10秒02だったが、2位の山縣亮太(24=セイコーホールディングス)に0秒19差をつけた。04年アテネ五輪金メダル、15年世界選手権銀メダル。日本勢に世界との差をまざまざと見せつけた。また日本のファンの前で、世界トップの走りを披露する。 

 35歳。ただ衰える様子はない。むしろ年齢に逆行するように進化を続けている。33歳にして自己ベストの9秒74をマーク。リオデジャネイロ五輪の決勝も中盤で抜け出し、70メートル付近まで先頭を走った。最後は3連覇を達成したウサイン・ボルト(30=ジャマイカ)に抜かれたが、0秒08差の銀メダルを獲得。史上最速の男ボルトは8月の世界選手権を最後に引退を表明しているが、ガトリンにその気配はない。

 今大会は、世界選手権の代表選考会も兼ねている。同100メートルにはケンブリッジ飛鳥(23=ナイキ)、サニブラウン アブデルハキーム(18=東京陸協)らも出場する。初の9秒台を目指す日本勢の前で、ボルトの最大のライバルが世界基準のスピードを証明する。

蘇炳添、モンゴロイド初の9秒台再現か

 男子100メートルでモンゴロイド(黄色人種)初の9秒台に到達した男が、日本勢の前に立ちはだかる。蘇炳添は15年3月に9秒99をマーク。15年8月の世界選手権準決勝も向かい風0・4メートルの中で、再び9秒99を出し、アジア勢で初となる世界選手権の同種目で決勝に進出した。前回大会はけがで欠場だったが、中国のエースが今年こそ川崎で力を示す。


蘇炳添(中国)

ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)

男子やり投げの大物も出場!トーマス・レーラー90メートル台だ


リオ金メダルのトーマス・レーラーが記録更新に挑む。

 ガトリンだけではない。男子やり投げにも超大物がいる。トーマス・レーラー(25=ドイツ)。リオデジャネイロ五輪では90メートル30を投げて、金メダルを獲得した。五輪記録にはわずか27センチ及ばなかったが、観衆を沸かせた。

 191センチの体格。思い切った助走から放たれたやりは大きな飛距離を生む。自己記録は世界歴代11位タイとなる91メートル28。高校の途中までは主に三段跳びの選手で、18歳以下のドイツ選手権で8位になった経験もある。少年時代は海岸で石を投げて遊んでいた。投げるのが好きで、16歳からはやり投げに専念。そこから才能が開花した。

 13年の世界選手権で15位、15年の世界選手権でもメダルこそ惜しくも逃したが、4位に入った。伸び盛りの25歳。ここ数年は毎年、自己ベストを更新している。日本のファンの前でも、その実力を披露する。

女子二刀流のバルトレッタ、7メートル台へ専念


リオ五輪で金メダリストのティアナ・バルトレッタ

 女子走り幅跳びには、女子最強の二刀流もやってくる。ティアナ・バルトレッタ(31=米国)はリオ五輪で7メートル17で金メダルを獲得した。それだけではない。女子400メートルリレーの代表としても、ロンドン五輪に続く2連覇を達成した。今回も100メートルと走り幅跳びの2種目にエントリー、王国の誇りを見せる。

中国の至宝・張国偉、復活なるか


2015世界陸上で銀の張国偉

 男子走り高跳びには張国偉(25=中国)が参戦する。202センチの長身から、大ジャンプを見せる中国の至宝。自己ベストは2メートル38。15年の世界選手権では銀メダルを獲得した。しかし、リオ五輪では予選敗退に終わった。ロンドンで復活を果たすべく、川崎の舞台で弾みをつける。

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