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男子200m、飯塚、藤光、原がWR1位に挑む!

2017年世界最高タイムのマクワラ(PB/SB 19.77)参戦決定

男子200m、ロンドン世界選手権で6位に入り、2017年世界ランキング1位のアイザック・マクワラ(ボツワナ)、2009年U18世界選手権4位のデドリック・ドュークス(アメリカ)、北京世界選手権4×100mR銀メダリスト謝 震業(中国)が参戦。

日本勢は、ロンドン世界選手権200m準決勝進出、4×100mR第2走の飯塚翔太(ミズノ)、ロンドン世界選手権4×100mR銅メダリストの藤光謙司(ゼンリン)、2017年日本選手権でサニブラウン、藤光、飯塚に続き4位の原翔太(スズキ浜松AC)、ユニバーシアード(2017/台北)4×100mR金メダリスト、ダイヤモンドアスリート修了生の山下潤(筑波大学)が出場予定です。

飯塚、世界で70人の偉業にチャレンジ

 飯塚が初の頂点を狙う。昨年は5位、2年前は2位、3年前は5位、4年前は7位、5年前は棄権だった。185センチの大型スプリンターは「結果で手応えが欲しい。いつでも(20秒を)切れる準備をしたい」と気合を入れる。今春はメキシコで自身初の高地合宿や、米国で中大2年の弟拓巳との合宿を実施。課題であるコーナーの走りやストライドの強化などを積んできた。今季の目標はジャカルタ・アジア大会(8月)の優勝。セイコーGGP大阪で弾みをつけたい。

 マクワラとは昨年7月のマドリード国際で直接対決していた。自身は20秒69の4位。その同じレースを走っていたのがマクワラで、昨季の世界最高記録19秒77を出した。当時、飯塚は「通り過ぎていく感じだった。刺激をもらった」と話していた。1年前、痛感させられた世界との差。それをどれだけ埋められたか確認できる大会となる。

 200メートルで目指している数字がある。日本人初の19秒台だ。現在の自己記録は2年前に出した日本歴代2位の20秒11。昨年、100メートルは6月の布勢スプリントで、10秒10と10秒08を出し、大会前は10秒22だった自己ベストを大幅に更新した。しかし、本職の200メートルは記録を伸ばせなかった。今季は200メートルで記録を更新し、その先にある日本人では誰も到達していない境地にたどり着きたい。

 国内では100メートルに注目が集まりがちだが、ある思いがある。「国内で200メートルの関心を高めたい。自分が活躍すれば、取り上げてもらえると思う」と言う。世界で100メートル9秒台を出した人は約125人以上いるが、200メートルで19秒台を出した人は70人もいない。世界的に見れば、100メートル9秒台より難易度の高い偉業を達成すれば、関心も自然と高まると信じている。


男子200メートルで19秒台を目指す飯塚翔太

17年世界ランク1位マクワラが初参戦

 17年世界ランキング1位となる19秒77の自己記録を持つマクワラは初参戦となる。昨夏の世界選手権では公式ホテルで感染性胃腸炎に感染。救済レースの予選では前代未聞の1人だけで走った。万全でなくても決勝6位。その世界トップクラスの走りを見せる。


17年世界ランク1位のアイザック・マクワラ

ベテラン藤光も”独自路線”でV狙う

 昨夏の世界選手権男子400メートルリレー銅メダルにアンカーとして貢献した藤光も参戦する。

 31歳のベテランは今季を、来年の世界選手権(ドーハ)や20年東京五輪へ向けた準備期間と位置付ける。ウエートトレーニングをしないなど新たな調整方法を模索中だ。「今年は記録は気にしない。やるべきことを整理して、いろいろ試さないと」と話している。22日に出場した出雲陸上の非五輪種目300メートルは33秒36で5位。本来の実力は発揮できなかったが「大事なのは試合勘」と悲観はしていない。

 疲労回復にいいとされる金箔(きんぱく)を体に貼るなど独自路線を歩んできた男。このオフは積極的にメディアに出演するなど注目が高まっている。200メートルの自己記録20秒13は日本歴代3位。今大会では15年以来3年ぶりとなる優勝の期待が懸かる。


昨夏世界選手権400メートルリレー銅メダリスト藤光謙司

原は復活を印象付ける舞台に

 16年リオデジャネイロ五輪代表の原は復活を印象付ける舞台としたい。100メートルが10秒13(17年)、200メートルが20秒33(16年)とともに現役上位の自己記録を持つが、昨夏の世界選手権の切符は逃した。まだ25歳と衰えるには早い年齢だ。本来の実力を証明する。


リオ五輪代表 原翔太

MEN 200m

2018年4月27日現在

氏名
Nat/所属
PB 17SB 主な戦績 Profile
アイザック・マクワラ
BOT
19.77 19.77 2017WR1位
デドリック・ドュークス
USA
19.97 20.37  
謝 震業
中国
20.20 20.20  
ブランドン カーネズ
USA
20.25 20.25  
飯塚 翔太
ミズノ
20.11 20.40 2016日本選手権1位
藤光 謙司
ゼンリン
20.13 20.47 2017日本選手権2位
原 翔太
スズキ浜松AC
20.33 20.65 2017日本選手権4位
山下 潤
筑波大学
20.59 20.59    

セイコーゴールデングランプリ陸上

2018年5月20日(日)
会場:ヤンマースタジアム長居