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【セイコーGGP】『集結、国立!』国立競技場へ行こう!周辺の楽しみ方
2025.05.08(木)
開場時間(予定)はファンクラブ先行入場9時30分、一般入場9時50分で、競技時間(予定)は10時45分~。そして競技終了予定時刻は15:00ごろ。今回は試合前後に国立競技場周辺で楽しめる場所をご紹介します。
★国立競技場アクセスマップ
▶別ウィンドウで開く
★セイコーゴールデングランプリ陸上2025東京公式サイト
https://goldengrandprix-japan.com/
★セイコーゴールデングランプリ陸上2025東京タイムスケジュール
https://www.jaaf.or.jp/files/competition/document/1944-3.pdf
※5月7日現在
国立競技場の主な最寄駅は、都営地下鉄大江戸線「国立競技場駅」、JR中央・総武線「千駄ヶ谷駅」「信濃町駅」、東京メトロ銀座線「外苑前駅」。詳しくは下記のアクセスガイドをご覧ください。
★国立競技場アクセスガイド
https://goldengrandprix-japan.com/2025/news/article/21629/
国立競技場で楽しむ
国立競技場の外周には様々なモニュメントがあります。1周はおおよそ1km、ぶらぶら歩くと30分ほどです。主なみどころは以下の通りです。◆青山門周辺
・聖火台:東京2020オリンピック・パラリンピック大会で使用された聖火台です。
・炬火台:東京1964オリンピックでバックスタンド最上段に置かれ、聖火が灯されました。
・ギリシャ女神像/野見宿禰像:旧国立競技場のメインスタンドに飾られていました。作品名はそれぞれ「栄光」「勝利」です。
◆外苑門周辺
・秩父宮記念ギャラリー:外苑門脇にあります。「スポーツの宮様」故・秩父宮雍仁親王のスポーツに関する遺品を展示しています。
※一部のイベント開催時には開館しませんので、ご注意ください。
・国立競技場モニュメント:千駄ヶ谷門、外苑門と2つあります。特に外苑門はバックにきれいにスタジアムが入るため、格好の撮影スポットです。
◆外周壁面
・東京2020トリビュート トゥ チャンピオンズ:東京2020オリンピック・パラリンピックのメダリストが刻まれた銘板がスタジアム外周にあります。
◆中央門側デッキ下(外周から1フロア下)
・東京オリンピック大会優勝者銘板:メインスタンド側の外周デッキ下にあります。1964年大会の金メダリストが刻まれています。旧国立競技場のあったものが移されました。また、1967年夏季ユニバーシアードの銘板もあります。
・1991年世界陸上選手権優勝者銘板:旧国立競技場で行われた世界陸上選手権の優勝者が刻まれています。男子100mのカール・ルイス選手、男子走幅跳のマイク・パウエル選手と2つの世界新記録も記されています。
・せせらぎ:千駄ヶ谷門から流れている140mのせせらぎがあり、両岸には樹木が植えられています。
★国立競技場外構散策マップ(日本スポーツ振興センターサイト)
こちらから>>
国立競技場トリビア
「杜(もり)のスタジアム」というコンセプトに基づいて、自然との調和を意識したデザインが随所に散りばめられています。◆軒庇
スタジアムの外周にある軒庇は47都道府県の木材を使用しています。また、それぞれの都道府県の方位に合わせて配置されています。
◆屋根
観客席部分はほぼ屋根に覆われています。南側の一部がガラスになっており、天然芝に日光が当たるようになっています。
◆座席
観客席は茶色、黄緑など5色でモザイク状に配置されています。地面に近いところは茶色が多く、真ん中は緑、空に近くなると薄い色が多くなっています。また、モザイク状にすることで、空席が目立たなくなっています。
◆天然芝
国立競技場は砂地の上に芝が植えられています。水はけが良く、水とともに肥料を多く与えるそうです。芝は温度管理と日光、風が重要で、温度は「地中温度制御システム」、日照不足に関しては芝生育成を早める「照明システム」、さらに送風機などが使われています。
◆気流創出ファン
暑さ対策として観客席の後方に185台を設置。下に向かって風を送ることで、スタジアム内の空気を循環させる効果があります。また、ゲート付近など8ヶ所にミスト冷却設備もあります。
◆イベント開催日以外には…
イベント開催時には実施されませんが、「スタジアムツアー」があります。こちらはフィールドに降りたり、ロッカールームに入ることができます。
また、国立競技場の5階には「空の森」があり、眺望を楽しみながら、樹木が植えられた最上部の回廊を散歩することができます。
★国立競技場公式サイト
https://jns-e.com/
★スタジアムツアー
https://jns-e.com/kokuritu-tours/
★空の杜
https://jns-e.com/assets/pdf/stadium/map/soranomori_calendar_04-05.pdf
国立競技場の周辺のみどころ
国立競技場の周辺にもみどころがあります。少し早めに行ってみてはいかがでしょうか。◆都立明治公園

2023年秋にオープンした緑の広場。国立競技場の外苑門からデッキで繋がっています。日曜よる7時のバラエティー番組で、「100年先まで続く森へ」というプロジェクトで紹介されたので、ご存じの方も多いかと思います。
コンセプトは「都市を彩るオアシスとして、都市の喧騒を忘れ、人と自然が対話を重ね、共存しながら、あらゆる人にやすらぎとにぎわいをもたらす場所とし、サスティナブルな共存都市のシンボルとなり、希望と誇りあふれる公園であり続けます」。

座って寛げる場所が多いのも特徴。カフェやレストランもあり、のんびり過ごせる場所です。
★都立明治公園公式サイト
https://www.meiji-park.com/
◆新宿御苑
広大なスペースに「日本庭園」「イギリス風景式庭園」「フランス式整形庭園」「大型温室」があり、樹木の数は1万本を超えます。時期は過ぎましたが、桜の名所で65種、約1300本の桜があります。
入口は3ヶ所、国立競技場に近いのは「千駄ヶ谷門」で、国立競技場まで徒歩10分ほどです。「新宿門」から入って新宿御苑を通り抜けて国立競技場へ向かうのもおすすめです。
★新宿御苑
https://fng.or.jp/shinjuku/
◆将棋会館

「日本将棋連盟」本部のある建物で、公式戦の多くが、こちらの対局室で指されます。会館内には「将棋道場」「ショップ」「カフェ」が併設された店舗「棋の音」(きのね)がオープン。
ショップでは将棋の盤や駒、プロ棋士の直筆サイン入りグッズ、将棋関連書籍を販売。また、カフェでは棋士関連のドリンクやフードメニューがいただけます。
★将棋会館
https://www.shogi.or.jp/about/base/tokyo/
★棋の音
https://www.shogi.or.jp/kinone/index.html
★対局予定
https://www.shogi.or.jp/game/
◆鳩森八幡神社

応神天皇・神功皇后をお祀りし、千駄ヶ谷一帯の総鎮守となる神社です。 境内には都の有形民俗文化財指定の「築山富士」があり、樹木は区の保存林に指定されています。また、将棋の技術向上を目指す人々の守護神として「将棋堂」があり、将棋会館で対局前の棋士がお参りに訪れる姿を見かけます。
★鳩森八幡神社
https://www.hatonomori-shrine.or.jp/
◆ホープ軒千駄ヶ谷店
国立競技場のすぐ横にあるラーメン店。1975年にオープンし、開業からまもなく50年。背脂がタップリ入ったラーメンは、オールドファンには懐かしい1杯です。
★ホープ軒千駄ヶ谷店
http://www.hopeken.co.jp/
試合前、国立競技場へ行くまでを楽しむ
◆外苑前駅からスポーツ施設を見ながら国立競技場へ

・外苑前駅→秩父宮ラグビー場→神宮球場→日本オリンピックミュージアム→国立競技場「外苑門」
東京メトロ銀座線の「外苑前駅」3番出口を出て、国立競技場まで10分ほどです。途中には「秩父宮ラグビー場」「明治神宮球場」「日本オリンピックミュージアム」があります。また、東京ヤクルトスワローズのオフィシャルショップや、ラグビーアパレルのお店などをのぞいてみるのもいいでしょう。
ちなみに「セイコーゴールデングランプリ」当日の5月18日(日)は、神宮球場で10:00から、東京六大学野球春季リーグ戦の法政大学vs.慶應義塾大学、早稲田大学vs.明治大学が行われ、夜は18:00から東京ヤクルトスワローズvs.横浜DeNAベイスターズ戦が行われる予定です。
現在、周辺は大規模な「神宮外苑地区まちづくり」が行われており、「秩父宮ラグビー場」は国立競技場の近く、解体された「第二球場」跡地に移転し、屋根付きの全天候型スタジアムに生まれ変わります。完成予定は2029年11月です。また、神宮球場は秩父宮ラグビーの跡に建設され、こちらは2032年の完成予定です。
★神宮外苑地区まちづくり
https://www.jingugaienmachidukuri.jp/sport/
★明治神宮野球場
http://www.jingu-stadium.com/
★秩父宮ラグビー場
https://www.jpnsport.go.jp/chichibunomiya/
国立競技場の手前には「日本オリンピックミュージアム」があり、オリンピックに関する展示を行っています。ちなみにこの14階建てのビルは「JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE」で、各競技団体のオフィスが入っています。
建物の周囲はモニュメントパーク。大きな五輪マーク「オリンピックシンボル」は撮影スポットとなっています。また、近代五輪の父と言われる「ピエール・ド・クーベルタン像、「日本の体育の父」で日本のオリンピック参加に尽力した「嘉納治五郎像」。そして1964年東京大会、1972年札幌大会、1998年長野大会の3/4縮尺の聖火台があります。
足元を注意して見ると、歩道には歴代オリンピック開催地・開催年が刻まれています。また、1928年のアムステルダム五輪で、日本初の金メダリストとなった三段跳の織田幹雄さんの記録「15m21」も刻まれています。
ちなみに、解体された「旧国立競技場」には、トラック内に高さ15m21cmの「織田ポール」が立てられていました。このポールは現在、東京都北区西が丘の「味の素ナショナルトレーニングセンター」に移設されています。
★日本オリンピックミュージアム
https://japan-olympicmuseum.jp/jp/
その他の国立競技場へのおすすめルートは以下の通りです。
・東京メトロ「青山一丁目駅」「外苑前駅」から「いちょう並木」を散歩しながら国立競技場「青山門」へ
・JR「原宿駅」、東京メトロ「表参道」「明治神宮前駅」から「竹下通り」や「表参道」でショッピングをしながら国立競技場「外苑門」へ
★国立競技場周辺マップ
▶別ウィンドウで開く
国立競技場からの帰り
周辺には飲食できる場所が少ないので、各交通機関で都心部へ出ましょう。・JR中央・総武線で「新宿駅」「東京駅」「有楽町駅」(銀座)へ
・東京メトロ銀座線で「表参道駅」「渋谷駅」「新橋」(銀座)へ
・都営大江戸線で「六本木駅」へ
※情報は2025年5月1日現在です。変更される場合がありますので、ご利用の際は各施設のHPなどでご確認ください。
文/写真:小野寺俊明(株式会社スポーツ企画工房)
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▼大会情報
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▼出場選手情報
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▼出場選手リスト
https://goldengrandprix-japan.com/2025/athlete/
【ワールドアスレティックスコンチネンタルツアー】
ワールドアスレティックス(WA、世界陸連)が主催するダイヤモンドリーグ(2025年は15大会指定)以外の世界最高となるOne-Day 競技会のシリーズです。コンチネンタルツアーは世界各地で開催され、ゴールド、シルバー、ブロンズ、チャレンジャーの4つのレベルに分けられ、これらのレベルは、競技会の質と提供される賞金によって決まります。本大会が位置付けられているWAコンチネンタルツアーゴールドは、2025年は世界で13大会のみ指定され、WAのワールドランキングのカテゴリー(格付け)で日本選手権(Bカテゴリー)より上位の「Aカテゴリー」に位置付けられており、東京2025世界陸上競技選手権大会への出場資格獲得を目指す海外、国内のトップアスリートにとって、ワールドランキングを向上させるために、重要な競技会です。

【アーカイブ】セイコーGGP2024
▼【セイコーGGP】2024特設サイト
https://goldengrandprix-japan.com/2024/
▼【セイコーGGP2024 大会レポート】
大歓声の中アスリートが躍動:北口最終試技で逆転V/豊田は歴代5位の自己記録で快勝!
https://goldengrandprix-japan.com/2024/news/article/20055/
▼【セイコーGGP】2024ギャラリー
https://goldengrandprix-japan.com/2024/gallery/