【女子やり投】

北口　榛花（JAL）

優勝　63ｍ93

1投目から63ｍ（台）が投げられたことは、強い選手がたくさんいるなかで、試合を支配するという意味ですごくよかったと思うが、（世界選手権参加標準記録の64ｍ00まで）あと7cm足りなかった。そのあと記録を伸ばせなかったので、そこは残念。今日のうちに（標準記録）を切りたかった。

（記録が伸びなかったのは）同じことが何回もできないということが今の課題。スピードを上げるなど、いろいろ試していくなかで、最終的には投げるときは同じ動きをしなければいけないのだが、速く走ると、そのスピードで（動きが）変化してしまうところが（記録を伸ばせない）要因になっていると思う。

（海外から）すごく強い選手が来てくれているので、一緒に勝負できる記録で投げ合いたいなという思いがあった。また、投げ合うだけでなく勝つということが今大会の目標だったので、目標の１つは達成できた。

（今回は有観客での開催だったが）手拍子をお願いしたときに、たくさんの方が手拍子してくださった。その音がより響いて、大きな音となって聞こえたことがすごく嬉しかったし、（やりが）飛んだときに歓声が上がるのも嬉しかった。たぶん海外の選手も喜んでいたのではないかと思う。

今後は、64ｍ00の標準記録を突破できるように、あとは日本選手権に向けて、さらにいい状態で迎えられるように頑張りたいが、世界陸上が本命なので、世界陸上に向けて、（調子を）どんどん上げていけたらと思う。

2022/05/08　JAAFメディアチーム

セイコーゴールデングランプリ陸上2022東京

2022年5月8日（日）国立競技場
https://goldengrandprix-japan.com/

出場選手情報

https://goldengrandprix-japan.com/2022/athlete/