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【セイコーGGP優勝者コメント】女子やり投 北口 榛花(JAL)コメント/Seiko Golden Grand Prix 2020 Tokyo - Women Javelin Throw Winner's Comment

2020.08.23(日)


女子やり投
優勝 59m38

北口 榛花(JAL)

今シーズン、全力で投げたのは、この試合が初めて。「ああ、全力で投げようとすると、こうなってしまうんだな」ということをすごく実感した。結果的に優勝できたことにはすごくホッとしたが、(前日会見でも)「記録は狙えない」とは言っていたものの、「60mは越えてほしかったな」というのが正直なところ。それでも初戦としては、まずまず。自分のやってみたかったことがやれたのでよかったかなと思う。1年後、この場所でやるとき(=オリンピック)には、こんな結果にはならないようにすることを目標に、これから練習できる期間がたくさんあるので、しっかり練習をして、(オリンピックに)臨みたいなと思う。

今日のやりの軌道については、このあと画像なども見て、しっかり反省したいと思っているが、クロスの歩数を減らしたぶん、やりを引く動作の時間が短くなってしまうので、その部分の動きの安定性が欠けているように感じる。その点を練習することは必要だと思ったが、一方で、助走の歩数を変えたことによってスピードは確実に上がっていて、そういうスピードが上がった状態の助走になっても怖がらずに投げられたということで、今までの自分の課題だったところが改善されつつあるなと感じた。

正直なところ、(優勝記録となった)59m38の投てきは、かなり力をセーブして投げた感触だったので、もうちょっと思いきって投げたなかで(やりが)まっすぐ飛ぶようになれば、記録はもっと出るなという手応えがある。


Haruka KITAGUCHI

Today was the first time I threw all out this season. When throw all out, I realized this is how my throw will end up. I’m relieved that I won today, but I was hoping to reach 60m, even though I said yesterday at the press conference I’m not ready to PB yet. But for a first competition of the season it was OK. I was able to do what I wanted to. I’m going to make sure my performance won’t be like today, one year from now. There is time to prepare so I will continue to work on my mechanics to be ready for the Olympic Games next year.

On the trajectory of my throw, I will be checking video to make adjustments but by taking less steps on cross-stepping, the time of javelin’s pull-back motion would be shorter but changing my step did make my approach faster. I’m starting to be able to throw in higher velocity so I think I’m going in the right direction.

The 59m38 throw (the winning mark) I held back a little bit. When the javelin starts to go straight even when I throw hard, I should be able to improve my record.



セイコーゴールデングランプリ陸上2020東京

2020年8月23日(日)国立競技場
http://goldengrandprix-japan.com/


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http://goldengrandprix-japan.com/2020/news/article/13942/