【女子走幅跳】

秦　澄美鈴（シバタ工業）

優勝　6ｍ63（＋0.5）

いつもとはメンバーが違うなかで、抜いて抜かれてを繰り返すような試合になった。率直に楽しかった。この大会では、世界選手権の参加標準記録（6ｍ82）を切るという大きな目標があり、そのためにコンディションを合わせて調整してきた。結果的に、突破することはできなかったので、そのへんはまだまだ力不足だなと感じる試合だった。

（海外選手にも勝利したが）「自分の一番いい跳躍を（する）」ということを考えていたので、周りのことは気にしていなかった。海外の選手がいるといういい緊張感があったので、そのなかで自己ベストに近い記録が跳べたことは、評価できるポイントかなと思う。

（有観客の国立競技場は）思っている以上に人がたくさんいて、手拍子も大きくて、私がスタンドを見上げるために、たくさんの人が手を振ってくださったので、アイドルにでもなったような（笑）、そんな気分にもなれた試合だった。

今後は、日本選手権で、世界陸上の参加標準記録を切ることが、世界陸上に出るための前段階の大きな目標になってくる。しっかりと挑戦して、日本選手権に合わせていきたい。

2022/05/08　JAAFメディアチーム

セイコーゴールデングランプリ陸上2022東京

2022年5月8日（日）国立競技場
https://goldengrandprix-japan.com/

出場選手情報

https://goldengrandprix-japan.com/2022/athlete/