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【JAAF×SDGs 実施レポート】3Rのバトンプロジェクト inセイコーGGP2024
2024.05.27(月)こんにちは!日本陸連SDGsプロジェクトチームです。
日本陸上競技連盟(JAAF、以下「本連盟」。)では、陸上を通じて社会貢献を目指したSDGsプロジェクト『#LETSTHINK_(レッツシンク)』の取り組みの中で、初めて「セイコーゴールデングランプリ陸上2024東京」内で「みんなでつなごう!3Rのバトンプロジェクト」を実施しましたのでご報告いたします。
3Rのバトンプロジェクトとは
3Rとは、【Reduce(リデュース)ごみを削減する】・【Reuse(リユース)再使用する】・【Recycle(リサイクル)資源化】を意味し、本企画では、大会を観戦に来られた皆さまから、まだ使えるけど自分では着用しなくなったスポーツウェアやスニーカーを回収し、3つのルートで次の未来につなげることで、衣類ロスと廃棄物の焼却に伴うCO2排出量の削減に取り組みです。回収した衣類は次の未来へ
アイテムの出入り実績 | ウエア | シューズ 小物など | 計 |
お預かり | 278 | 71 | 349 |
お持ち帰り | 255 | 53 | 308 |
残り | 22 | 18 | 41 |
セイコーGGP会場内で設置した3Rのバトンプロジェクトブースでは、廃棄される可能性があったスポーツウェア278着とシューズ・小物等71点を回収させていただきました。まずは回収することで、ごみの削減(=Reduce/リデュース)に取り組みました。そしてここから次のステップ!回収したウェアやアイテムは、3つのルートで次の未来につなぎました。
事前の呼びかけもあり、多くの皆様に3Rのバトンプロジェクトブースに訪れていただきました。
お持ち込みいただいた方の中には、学生時代に使っていた思い出のスパイクを持ち込んでくれた新社会人、「若いころは痩せてたんだよ!」と笑顔で話してくれたお父さんなど、使わなくなったものだけでなく、たくさんの思い出も一緒にご提供いただきました。
"いま"必要とされる方のもとへ"思い出"とともにバトンを繋ぐ
今大会ではこれまで以上に多くの皆さまにお越しいただき、3Rのバトンプロジェクトに触れていただきました。クローゼットに長年眠っていた思い出のウエアやシューズが、"いま"必要とされる方のもとへ"思い出"とともにバトンを繋ぐ。この取り組みを今後もより多くの方に知ってもらい、取り組みに参加された方々のバトンを、私たちが次の方へ繋げられたらと思います。
【大会におけるSDGsの取り組み】
■スチレンボードの廃止
会場案内で使用していたスチレンボードを無くし、完全リサイクルが可能なボードを使用しました■手旗のリサイクル
入場口にて数量限定で観客に配布した「応援手旗」を退場時に回収しリサイクルを行いましたご協力いただきました皆様ありがとうございました。
次回、「第108回日本陸上競技選手権大会」で実施します!
※本取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)の2つの目標の達成に向けて実施しました。