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2014 RESULTS Men

Men 100m

ジャスティン・ガトリン
男子100メートルで、アテネ五輪金メダルのジャスティン・ガトリン(32=米国)が、10秒02で優勝した。

◆ガトリンの話「コーチとはまだ話していないが、私としては良いレースだった。スタートをキッチリやり、中盤を力強く走り、きちんとフィニッシュできた。現役は2017年までやるつもりだったが、数日前に2020年まで走っている夢を見た。若い人に追い出されなければやりたい。桐生は19歳の自分と比べても良い選手。やるべことを続ければ、世界選手権でも活躍できる」

▼Interview with a winner
GATLIN, Justin(USA)

KIRYU, Yoshihide 桐生 祥秀(東洋大学)

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風: :-3.5

1 ジャスティン・ガトリン
GATLIN,Justin
USA 10.02
2 マイケル・ロジャーズ
RODGERS,Mike
USA 10.11
3 クリストフ・ルメートル
LEMAITRE,Christophe
FRA 10.31
4 マイケル・マシュー
MATHIEU,Michael
BAH 10.41
5 桐生 祥秀
KIRYU,Yoshihide
東洋大学 10.46
6 大瀨戸 一馬
OSETO,Kazuma
法政大学 10.47
7 川面 聡大
KAWATSURA,Sota
ミズノ 10.48
8 ティム・リザート
LEATHART,Tim
AUS 10.63

Men 200m

キラニ・ジェームズ
男子200メートルは、ロンドン五輪400メートル金メダルのキラニ・ジェームズ(21=グラナダ)が、20秒63で優勝した。同五輪1600メートルリレー金メダルのマイケル・マシュー(29=バハマ)を、100分の1秒差で破った。

◆ジェームズの話「200メートルは好きな種目。今日のレースは、みんなが競い合う中で1位になれた。ラッキーだった。ボルト選手と比較されるのはうれしいが、似ているのは身長の高いところくらい(笑い)。ボルト選手のような偉業を達成したいが、私は(別の)1人なので、私らしさを出していきたい」

▼Interview with a winner
JAMES, Kirani (GRN)

IIZUKA, Shota 飯塚 翔太(ミズノ)

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風: :-1.2

1 キラニ・ジェームズ
JAMES,Kirani
GRN 20.63
2 マイケル・マシュー
MATHIEU,Michael
BAH 20.64
3 髙瀬 慧
TAKASE,Kei
富士通 20.75
4 藤光 謙司
FUJIMITSU,Kenji
ゼンリン 20.82
5 カロル・ザレフスキ
ZALEWSKI,Karol
POL 20.99
6 猶木 雅文
NAOKI,Masafumi
中央大学 21.04
7 飯塚 翔太
IIZUKA,Shota J
ミズノ 21.24
8 小林 雄一
KOBAYASHI,Yuichi
NTN 21.52

Men 800m

川元 奨
男子800メートルは、川元奨(21=日大)が1分45秒75の日本新記録をマークし、優勝した。
これまでの記録は横田真人(慶大=2009年)の1分46秒16で、0秒41更新した。
連覇を目指した12年アフリカ選手権銀メダルのアンソニー・チェムト(21=ケニア)は、6位に終わった。

◆川元の話「(日本記録は)5年ぶりに、やっと出たという感じ。とてもうれしい。400メートルを過ぎてから、”いってやろう”と思っていた。オフに持久系トレーニングしたのが良かった。2020年の東京五輪には絶対に出る。それまで世界の上位と戦えるようになる。横田さんには”やっと破りました”と報告したい」

▼Interview with a winner
KAWAMOTO, Sho 川元 奨(日本大学)

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1 川元 奨
KAWAMOTO,Sho
日本大学 1:45.75 NNR NMR
2 ジョルダノ・ベネデッティ
BENEDETTI,Giordano
ITA 1:46.10 NMR
3 エリック・ソウィンスキー
SOWINSKI,Erik
USA 1:46.38 NMR
4 エドウィンキプラガト・メリー
MELLY,Edwin Kiplagat
KEN 1:46.69
5 ブランドン・ジョンソン
JOHNSON,Brandon
USA 1:47.37
6 アンソニー・チェムト
JOHNSON,Brandon
KEN 1:48.23
7 中村 康宏
NAKAMURA,Yasuhiro
A2H 1:48.55
- 保坂 貴昭
HOSAKA,Takaaki
日本大学 DNF

Men 400mH

ナイアル・フラネリー
男子400メートル障害は、ナイアル・フラネリー(23=英国)が、これまでの記録を0秒14更新する、49秒48の自己新で優勝した。日本期待の岸本鷹幸(24=富士通)は49秒81で4位だった。

◆フラネリーの話「今季2戦目のレースだったが、先週よりずっと良かった。後半、他の選手より良い走りができた。今年は7~8月にグラスゴーである、コモンウェルスゲームス出場が目標だったが、今日は代表に選ばれる記録を出せたと思う。ボーナスとも言える大きな結果だった」

▼Interview with a winner
FLANNERY, Niall(GBR)

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1 ナイアル・フラネリー
FLANNERY,Niall
GBR 49.48
2 杉町 マハウ
SUGUIMATI,Mahau
BRA 49.52
3 エリク・アレハンドロ
ALEJANDRO,Eric
PUR 49.76
4 岸本 鷹幸
KISHIMOTO,Takayuki
富士通 49.81
5 レジナルド・ワイアット
WYATT,Reginald
EST 50.00
6 ラスムス・マギ
MAGI,Rasmus
EST 50.61
7 安部 孝駿
ABE,Takatoshi
デサントTC 51.14
8 笛木 靖宏
FUEKI,Yasuhiro
チームアイマ 51.68

Men 3000mSC

ジェイコブ・アラプタニー
男子3000メートル障害は、ジェイコブ・アラプタニー(22=ウガンダ)が8分20秒84で優勝した。世界選手権11年6位、13年決勝進出のアラプタニーは、持ち前の勝負強さを見せ、コエチ(ケニア)、キプラガト(ウガンダ)を振り切った。

◆アラプタニーの話「他の選手はドーハから来て疲れていた。自分は今季初戦で、リラックスして良い試合ができた。今年のコモンウェルスゲームに向け、良いスタートが切れた。昨夕、東京に着いたが、素晴らしい交通網と、夜歩いても安全なことを知った。2020年の東京五輪に向けては、努力して出場したい」

▼Interview with a winner
ARAPTANY, Jacob(UGA)

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1 ジェイコブ・アラプタニー
ARAPTANY,Jacob
UGA 8:20.84
2 ジョンキベト・コエチ
KOECH,John Kibet
KEN 8:22.55
3 ベンジャミン・キプラガト
KIPLAGAT,Benjamin
UGA 8:26.05
4 タリクランガット・アクダー
AKDAG,Tarik Langat
TUR 8:27.46
5 ウィリアム・ネルソン
NELSON,William
USA 8:28.42
6 モハメド・ブラマ
BOULAMA,Mohammed
MAR 8:34.37
7 ジェームズ・ニッパレス
NIPPERESS,James
AUS 8:34.64
8 篠藤 淳
SHINOTO,Jun
山陽特殊製鋼 8:36.32
9 山下 洸
YAMASHITA,Minato
NTN 8:44.12
10 松本 葵
MATSUMOTO,Aoi
大塚製薬 8:51.41
- 武田 毅
TAKEDA,Tsuyoshi
スズキ浜松AC DQ

Men HJ/走高跳

ボーダン・ボンダレンコ
男子走り高跳びは、13年世界選手権金メダルのボーダン・ボンダレンコ(24=ウクライナ)が、2メートル40で優勝した。ボンダレンコは世界新記録の2メートル46に挑んだが、更新は成らなかった。

試合は予想通り、ロンドン五輪金メダルのイワン・ウホフ(28=ロシア)との一騎打ちとなった。しかし、ウホフは2メートル34に終わり、今季世界ランキング1位のボンダレンコに軍配が上がった。   ◆ボンダレンコの話「シーズン最初は注意深く試合に臨むので、このような良い記録が出て、たいへん驚いている。とても疲れたがたいへんうれしい。今季は8月にチューリヒでのヨーロッパ選手権に出場する。成績次第でW杯(モロッコ)にも行くが、(世界新)記録は当日の天候などにもよるので、いつ出せるかは分からない。ただ。観客にとっておもしろい良い試合をすれば、記録につながると思う」

▼Interview with a winner
BONDARENKO, Bohdan(UKR)

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1 ボーダン・ボンダレンコ
BONDARENKO,Bohdan
UKR 2m40 NMR
2 イワン・ウホフ
UKHOV,Ivan
RUS 2m34 NMR
3 戸邉 直人
TOBE,Naoto
千葉陸協 2m31 NMR
4 衛藤 昂
ETO,Takashi
筑波大学 2m28
5 ブランドン・スターク
STARC,Brandon
AUS 2m25
6 尹 勝鉉
YUN,Seunghyun
KOR 2m20
7 髙張 広海
TAKAHARI,Hiromi
日立ICT 2m15
7 ニック・ボジッチ
BOJIC,Nik
AUS 2m15
9 ライアン・イングラハム
INGRAHAM,Ryan
BAH 2m15

Men PV/棒高跳

澤野 大地
男子棒高跳びは、日本記録5メートル83を持つ沢野大地(33=富士通)が、5メートル61で優勝した。09年世界選手権銀メダルのラサロ・ボルへス(27=キューバ)は、5メートル31で4位に終わった。

◆沢野の話「非常に悪い条件の中で、修正できたのは良かった。この後は、(アジア大会派遣設定記録Aの)5メートル73を跳べるようにして、日本選手権(6月6~8日、福島)に挑みたい。若い選手が刺激になり、負けたくないモチベーションになっている。富士通の短距離陣といっしょに行った走る練習が、今季につながっている。だから、今年の自分は”すごく若い”と思っている」

▼Interview with a winner
SAWANO, Daichi 澤野 大地(富士通)

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1 澤野 大地
SAWANO,Daichi
富士通 5m61
2 山本 聖途
YAMAMOTO,Seito
トヨタ自動車 5m51
3 陳 敏燮
JIN,Minsub
COUNTRY 5m51
4 荻田 大樹
OGITA,Hiroki
ミズノ 5m31
4 ラサロ・ボルヘス
BORGES,Lazaro
CUB 5m31
6 山本 智貴
YAMAMOTO,Tomoki
日本体育大学 5m31
7 ジャック・ウィット
WHITT,Jack
USA 5m31
8 マイク・アーノルド
ARNOLD,Mike
USA 5m21
9 韓 頭賢
HAN,Duhyeon
KOR 5m21
10 田中 僚
TANAKA,Ryo
和歌山県教育庁 5m01

Men TJ/三段跳

サミール・レーン
男子3段跳びは、米国ハーバード大卒の弁護士、サミール・レーン(29=ハイチ)が、16メートル45で優勝した。

◆レーンの話「今日は17メートルが目標だったので、パフォーマンスは期待通りには行かなかった。でも、ワシントンDCから来たばかりで、難しい面もあった。まずはケガをしないで競技を終えられたので良かったと思う。今季は自己ベストの17メートル39を破りたい。来年は世界陸上に向けて、記録を上げていきたい」

▼Interview with a winner
LAINE, Samyr(HAI)

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1 サミール・レーン
LAINE,Samyr
HAI 16m45
-2.1
2 アロル・コレア
CORREA,Harold
FRA 16m41
+1.0
3 オマー・クラドック
CRADDOCK,Omar
USA 16m29
-0.9
4 岡部 優真
OKABE,Yuma
九電工 16m23
+0.4
5 山本 凌雅
YAMAMOTO,Ryoma
順天堂大学 15m65
+1.7
6 梶川 洋平
KAJIKAWA,Yohei
阪神酒販グループ 15m33
-0.5

Men TJ/砲丸投

男子砲丸投げは、09年世界選手権金メダルのクリスチャン・キャントウェル(33=米国)が、21メートル33で優勝した。

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1 クリスチャン・キャントウェル
CANTWELL,Christian
USA 21m33
2 コリー・マーティン
MARTIN,Cory
USA 20m73
3 マルティン・シュタセク
STASEK,Martin
CZE 19m05
4 宮内 育大
MIYAUCHI,Ikuhiro
日本大学 17m82
5 山元 隼
YAMAMOTO,Hayato
中京大クラブ 17m68
6 畑瀨 聡
HATASE,Satoshi
群馬綜合ガードシステム 17m55
7 山田 壮太郎
YAMADA,Sotaro
西宮市陸協 16m51

Men JT/やり投

黃 士峰
男子やり投げは、09年世界ユース金メダルの黃士峰(22=台湾)が、81メートル53で優勝した。日本人1位は77メートル68で4位の村上幸史(34=スズキ浜松AC)。ディーン元気(22=ミズノ)は77メートル32で6位、新井涼平(22=スズキ浜松AC)は76メートル26で7位に終わった。

◆黃士峰の話「今日のデキは良くなかった。3投目もギリギリで先に進めた。記録が出た4投目は、風をうまく呼んで投げられた。今年、大学院に進んだが、85メートルは投げたい。そして、アジア大会では、メダルを目指す」

▼Interview with a winner
HUANG, Shih-Feng(TPE)

MURAKAMI, Yukifumi 村上 幸史(スズキ浜松AC)
DEAN, Genki ディーン 元気(ミズノ)

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1 黃 士峰
HUANG, Shih-Feng
TPE 81m53
2 イハブ・アブデルラーマン
EL SAYED,Ihab Abd.
EGY 80m06
3 ジュリアス・イェゴ
YEGO,Julius
KEN 78m25
4 村上 幸史
MURAKAMI,Yukifumi
スズキ浜松AC 77m68
5 ハミシュ・ピーコック
PEACOCK,Hamish
AUS 77m59
6 ディーン 元気
DEAN,Genki
ミズノ 77m32
7 新井 涼平
ARAI,Ryohei
スズキ浜松AC 76m26
8 スチュアート・ファーカー
FARQUHAR,Stuart
NZL 75m54
9 ベン・ラングトンバーネル
LANGTON-BURNELL,Ben
NZL 71m82
10 髙力 裕也
KORIKI,Yuya
鳥取県体育協会 70m93
11 鄭 兆村
CHENG,Chao-Tsun
TPE 67m62
- マルチン・クルコフスキ
KRUKOWSKI,Marcin
POL NM