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2016 RESULTS Men

Men 100m

 男子100メートルは、ジャスティン・ガトリン(34=米国)が向かい風0・4メートルの中、10秒02で優勝した。

日本勢では山県亮太(23=セイコーホールディングス)が、10秒21で2位に入った。

期待の桐生祥秀(20=東洋大3年)はスタートで出遅れ、10秒27で4位。サニブラウン・ハキーム(17=東京・城西高3年)は10秒34で5位だった。

◆ガトリンの話「とても気持ちよく走れた。向かい風が来ると予想していたので、コーチと電話で話してスタートをきっちりやると決めていた。(ストライドを)短く力強い踏み込みを心がけ、その通りにできた。シーズンは長いので、うまい形で入りたかった。右足首がケガで腫れていたが、それも治り、うまい具合にパフォーマンスできた」

▼Interview with a winner
Justin GATLIN/USA

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風 :-0.4

POS ATHLETE COUNTRY MARK RT
1 ジャスティン・ガトリン
GATLIN. Justin
USA 10.02 0.142
2 山縣 亮太
YAMAGATA. Ryota
セイコーホールディングス 10.21 0.148
3 ラモン・ギテンズ
GITTENS. Ramon
BAR 10.26 0.142
4 桐生 祥秀 
KIRYU. Yoshihide
東洋大学 10.27 0.184
5 サニブラウン アブデルハキーム
SANI BROWN. Abdul Hakim
城西大附属城西高校 10.34 0.164
6 長田 拓也
NAGATA. Takuya
法政大学 10.39 0.151
7 大瀨戸 一馬
OSETO. Kazuma
法政大学 10.47 0.182
8 張 培萌
ZHANG. Peimeng
CHN 10.53 0.166

Men 200m

男子200メートルは、アーロン・ブラウン(23=カナダ)が向かい風0・6メートルの中、20秒32で優勝した。

日本勢最高は20秒40で2位の飯塚翔太(24=ミズノ)。藤光謙司(30=ゼンリン)は20秒90で、8人中6位に終わった。

◆ブラウンの話「はるばる日本まで来たので勝ちたかった。今日は良いレースができた。風の中のタイムとしては満足している。先週、自己ベストを出して、今はとても調子が良い。リオデジャネイロ五輪に出られたら、決勝まで進みたい」

▼Interview with a winner
Aaron BROWN/CAN

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風 :-0.6

POS ATHLETE COUNTRY MARK
1 アーロン・ブラウン
BROWN. Aaron
CAN 20.32
2 飯塚 翔太
IIZUKA. Shota
ミズノ 20.40
3 ダニエル・ベイリー
BAILEY. Daniel
ANT 20.75
4 原 翔太
HARA. Shota
スズキ浜松AC 20.77
5 謝 震業
XIE. Zhenye
CHN 20.78
6 藤光 謙司
FUJIMITSU. Kenji
ゼンリン 20.90
7 楊 俊瀚
YANG. Chun-Han
TPE 21.05
8 谷口 耕太郎
TANIGUCHI. Kotaro
中央大学 21.16

Men 400m

 男子400メートルは、日本のウォルシュ・ジュリアン(19=東洋大2年)が、45秒68で優勝した。

ジュリアンは粘りの走りを見せたが、惜しくもリオデジャネイロ五輪派遣設定記録の44秒89の突破は成らなかった。

優勝候補で、昨年の世界選手権1600メートルリレー銀メダルメンバーのレニー・クォー(28=トリニダード・トバゴ)は、46秒73で4位に沈んだ。

◆ジュリアンの話「最後のコーナーでしっかり加速できた。その後、スピードを維持できれば、派遣設定記録は切れると思う。(6月の)日本選手権で優勝して、設定記録を切り、リオに行きたい」

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POS ATHLETE COUNTRY MARK
1 ウォルシュ ジュリアン
WALSH. Julian Jrummi
東洋大学 45.68
2 ジャリン・ソロモン
SOLOMON. Jarrin
TTO 45.77
3 ジェレミー・ウォリナー
WARINER. Jeremy
USA 46.04
4 レニー・クォー
QUOW. Renny
TTO 46.73
5 佐藤 拳太郎
SATO. Kentaro
城西大学 46.75
6 コンラッド・ウィリアムズ
WILLIAMS. Conrad
GBR 46.78
7 北川 貴理
KITAGAWA. Takamasa
順天堂大学 46.82
8 木村 和史
KIMURA. Kazushi
四電工 47.39

Men 800m

 男子800メートルは、エリック・ソウィンスキ(26=米国)が、1分45秒92で優勝した。

レースは予想通り、ソウィンスキとアブラハム・ロティチ(22=バーレーン)の争いとなったが、ソウィンスキが0秒29差をつけて振り切った。

◆ソウィンスキの話「14時間のフライトで疲れた状態だったが、シーズン最初のレースがこのような結果で良かった。この大会への出場は全米選手権(代表選考会)とリオデジャネイロ五輪への対策の1つ。しっかり準備して8週間後の選考会に臨みたい」

▼Interview with a winner
Erik SOWINSKI/USA

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POS ATHLETE COUNTRY MARK
1 エリック・ソウィンスキ
SOWINSKI. Erik
USA 1:45.92
2 アブラハム・ロティチ
ROTICH. Abraham
BRN 1:46.21
3 ジェームズ・ガー
GURR. James
AUS 1:46.74
4 ジョシュア・ラルフ
RALPH. Joshua
AUS 1:47.43
5 川元 奨
KAWAMOTO. Sho
スズキ浜松AC 1:48.01
6 横田 真人
YOKOTA. Masato
富士通 1:48.37
7 中村 康宏
NAKAMURA. Yasuhiro
エボーリュRC 1:49.31
8 田中 匠瑛
TANAKA. Shoei
盛岡市役所 1:51.88
9 村上 昴輝
MURAKAMI. Koki
慶応義塾大学 DNF

Men 3000m

 男子3000メートルは、ゴンファ(21=エチオピア)が7分51秒99で制した。ラスト100メートルでスパートをかけ、後続のブランケンシップ(27=米国)らを振り切った。ふだんは3000~5000メートルで戦う。リオ五輪では5000メートル代表だ。「今回も勝ててうれしい。今後も高いレベルの試合に出て、自己ベスト(7分43秒94)を更新していきたい」と意欲的だった。

日本人でただ1人エントリーした鎧坂哲哉(26)は、兵庫リレーカーニバル、織田記念からの転戦。中断で待機していたが、ペースの上がった終盤ついて行けず8分4秒87で、9人中8位に終わった。「スピード練習の一環で最後に仕掛けるつもりが、対応できなかった」。6月の日本選手権に向けて調整する。

▼Interview with a winner
Dejene GONFA/ETH

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POS ATHLETE COUNTRY MARK
1 デジェネ・ゴンファ
GONFA. Dejene
ETH 7:51.99
2 ベン・ブランケンシップ
BLANKENSHIP. Ben
USA 7:52.80
3 ロナルド・ケモイ
KWEMOI. Ronald
KEN 7:53.85
4 ジョナサン・ディク
NDIKU. Jonathan Muia
KEN 7:56.54
5 スチュワート・マクスウェイン
McSWEYN. Stewart
AUS 7:57.34
6 ラウィ・ララング
LALANG. Lawi
KEN 8:03.74
7 マルコム・ヒックス
HICKS. Malcolm
NZL 8:03.97
8 鎧坂 哲哉
YOROIZAKA. Tetsuya
旭化成 8:04.87
9 ドミニク・キプタルス
KIPTARUS. Dominic
KEN 8:14.10

Men 110mH

 男子110メートル障害は、謝文軍(25=中国)が、向かい風0・6メートルの中、13秒36で優勝した。

ポスト劉翔の謝は、力強いハードリングで他の選手を圧倒した。終わってみれば、2位の張鴻林(22=中国)に0秒23の大差をつけた。

◆謝の話「劉翔さんとは2007~12年までいっしょにトレーニングしてきた。向かい風だったが、ピッチのコンディションが良かった。13秒36は屋外で今季2度目。目標は13秒20で、リオデジャネイロ五輪決勝進出を果たしたい」

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風 :-0.6

POS ATHLETE COUNTRY MARK
1 謝 文軍
XIE. Wenjun
CHN 13.36
2 張 鴻林
ZHANG. Honglin
CHN 13.59
3 大室 秀樹
OMURO. Hideki
大塚製薬 13.61
4 増野 元太
MASUNO. Genta
モンテローザ 13.67
5 ジョアンビトル・オリベイラ
OLIVEIRA. Joao Vitor
BRA 13.81
6 古谷 拓夢
FURUYA. Takumu
早稲田大学 13.85
7 グレッグマー・スウィフト
SWIFT. Greggmar
BAR 14.79

Men 400mH

 男子400メートル障害は、野沢啓佑(24=ミズノ)が48秒67で優勝。リオデジャネイロ五輪派遣設定記録の48秒74を突破した。

3日の静岡国際で、自己ベストの49秒07で優勝した野沢は、この日も好調を維持。2戦連続の自己新で五輪出場をほぼ手中に収めた。

◆野沢の話「48秒台を目標に掲げていたので、今回は(自分に)高い点数をあげられる。率直にうれしい。去年に比べ、前半のスピードが変わってきている。これに満足せず、上を目指して頑張りたい」

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POS ATHLETE COUNTRY MARK
1 野澤 啓佑
NOZAWA. Keisuke
ミズノ 48.67
2 エリックショーン・クレー
CRAY. Eric Shauwn
PHI 49.07
3 松下 祐樹
MATSUSHITA. Yuki
チームミズノ 49.10
4 杉町マハウ
SUGUIMATI. Mahau
BRA 49.26
5 小西 勇太
KONISHI. Yuta
住友電工 50.08
6 レフォード・グリーン
GREEN. Leford
JAM 50.43
7 ニール・フラナリー
FLANNERY. Niall
GBR 50.71
8 渡部 佳朗
WATANABE. Yoshiro
城西大学 51.60

M:100m T44/T47

 リオデジャネイロパラリンピック種目の男子100メートルT44(下肢切断)は、ジャレッド・ウォレス(25=米国)が、向かい風0・8メートルの中、10秒97の大会新で優勝した。

◆ウォレスの話「移動の疲れはあったが、思い通りのスタートが切れ、良いタイムが出せた。まだ、シーズン序盤だが、90%の走りはできている。リオでは100メートルと400メートルリレーで金メダルを狙っている」

▼Interview with a winner
Jarryd WALLACE /USA

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風 :-0.8

POS ATHLETE COUNTRY MARK
1 ジャレッド・ウォレス
WALLACE. Jarryd
USA 10.97
2 多川 知希
TAGAWA. Tomoki
AC・KITA 11.34
3 トレンタン・メリル
MERRILL. Trenten
USA 11.83
4 佐藤 圭太
SATO. Keita
TOYOTA 11.94
5 春田 純
HARUTA. Jun
サイボーグ 12.62
6 池田 樹生
IKEDA. Mikio
中京大学 12.83

Men HJ/走高跳

 男子走り高跳びは、15年世界選手権銀メダルの張国偉(24=中国)が、2メートル33で優勝した。

張は6日のドーハ(カタール)のダイヤモンドリーグ大会で2メートル31だったが、2センチ記録を伸ばした。

◆張の話「昨日ドーハから川崎に着いたばかりで、今日の記録には満足している。五輪では、黄色人種初の2メートル40を記録して、表彰台に上りたい」

▼Interview with a winner
Guowei ZHANG/CHN

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POS ATHLETE COUNTRY MARK
1 張 国偉
ZHANG. Guowei
CHN 2m33
2 王  宇
WANG. Yu
CHN 2m33
3 ブランドン・スターク
STARC. Brandon
AUS 2m26
4 衛藤 昂
ETO. Takashi
AGF 2m23
5 髙張 広海
TAKAHARI. Hiromi
日立ICT 2m23
6 向 俊賢
HSIANG. Chun-Hsieng
TPE 2m20
7 松本 修一
MATSUMOTO. Shuichi
福岡大学 2m20
8 尹 勝鉉
YUN. Seunghyun
KOR 2m20
9 平松 祐司
HIRAMATSU. Yuji
筑波大学 2m20
10 赤松 諒一
AKAMATSU. Ryoichi
岐阜大学 2m10

Men LJ/走幅跳(オープン)

  男子走り幅跳びは、中国のニューフェース黄常訓(21)が、7メートル95(追い風1メートル)で優勝した。

黄は昨年の世界選手権銅メダリストの王嘉男(19=中国)の、7メートル88(追い風0・8メートル)を7センチしのいだ。

◆黄の話「今季初の屋外の大会で、まあまあの記録が出て満足している。日本の大会も初めてだったが、一生懸命に応援してくれたおかげで優勝できた。リオデジャネイロ五輪も、東京五輪も出場したい」

▼Interview with a winner
Changzhou HUANG/CHN

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POS ATHLETE COUNTRY MARK WIND
1 黄 常訓
HUANG. Changzhou
CHN 7m95 +1.0
2 王 嘉男
WANG. Jianan
CHN 7m88 +0.8
3 下野 伸一郎
SHIMONO. Shinichiro
九電工 7m84 +2.4
4 嶺村 鴻汰
MINEMURA. Kota
モンテローザ 7m79 +0.1
5 アンガス・グールド
GOULD. Angus
AUS 7m70 +2.9
6 高 興龍
GAO. Xinglong
CHN 7m69 -2.6
7 佐久間 滉大
SAKUMA. Kodai
法政大学 7m68 -0.6
8 城山 正太郎
SHIROYAMA. Shotaro
東海大北海道 7m67 +1.7
9 橋岡 優輝
HASHIOKA. Yuki
八王子高校 7m48 +0.7

高政 知也
TAKAMASA. Tomoya
順天堂大学 NM

Men PV/棒高跳

 男子棒高跳びは、15年世界選手権金メダルのショウナシー・バーバー(21=カナダ)が、5メートル62で優勝した。

今季室内で6メートル超えのバーバーは、この日は風に悩まされた。しかし、試技の差で2位の沢野大地(35=富士通)を上回り、世界王者らしい勝負強さも見せた。

◆バーバーの話「風が強い中でのパフォーマンスには満足している。来月は中国で2大会、チェコで1大会に出場する。リオデジャネイロ五輪に向けては、ヨーロッパでトレーニング後に少し休憩し、米国から南米へ入る。五輪では金メダルを狙うが、何色でもメダルが取れて、表彰台に上れればハッピーだ」

▼Interview with a winner
Shawnacy Barber/CAN

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POS ATHLETE COUNTRY MARK
1 ショーネシー・バーバー
BARBER. Shawnacy
CAN 5m62
2 澤野 大地
SAWANO. Daichi
富士通 5m62
3 山本 聖途
YAMAMOTO. Seito
トヨタ自動車 5m62
4 ジョイ・ユーイ
UHLE. Joey
USA 5m52
5 江島 雅紀
EJIMA. Masaki
荏田高校 5m42
6 荻田 大樹
OGITA. Hiroki
ミズノ 5m32
7 姚 捷
YAO. Jie
CHN NM
8 マイク・アーノルド
ARNOLD. Mike
USA NM