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2016 RESULTS Women

Women 100m

 女子100メートルは、ティアナ・バルトレッタ(30=米国)が、向かい風1・7メートルの悪条件の中、11秒23で優勝した。

2位は100分の7秒差でブレッシング・オカグバレ(27=ナイジェリア)。土井杏南(20=大東大3年)は、11秒94で7位に終わった。

◆バルトレッタの話「リオデジャネイロ五輪は、100メートルと走り幅跳びで出場を狙っている。だから今日は(代表選考会の)全米選手権の準備として、良い大会になった」

▼Interview with a winner
Tianna BARTOLETTA/USA

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風 :-1.7

POS ATHLETE COUNTRY MARK
1 ティアナ・バルトレッタ
BARTOLETTA. Tianna
USA 11.23
2 ブレッシング・オカグバレ
OKAGBARE. Blessing
NGR 11.30
3 バーバラ・ピエール
PIERRE. Barbara
USA 11.40
4 韋 永麗
WEI. Yougli
CHN 11.51
5 袁 琦琦
YUAN. Qiqi
CHN 11.67
6 メリッサ・ブリーン
BREEN. Melissa
AUS 11.85
7 土井 杏南
DOI. Anna
大東文化大学 11.94
8 ブリアナ・ビーハン
BEAHAN. Brianna
AUS 11.94

Women 200m

 女子200メートルは、モニカ・ブレナン(オーストラリア)が、向かい風0・7メートルの中、23秒54で優勝した。

日本人最高は24秒00で3位の青山聖佳(大阪成蹊大)。市川華菜(ミズノ)は24秒09で4位に終わった。

◆ブレナンの話「今日のパフォーマンスについては、1600メートルリレーに出場した後としては満足している。リレーの後、体を休め、リラックスして臨めた。リオデジャネイロ五輪出場はまだ決まっていないが、それに向けて頑張っている。7月12日の最終選考より早く決めたい」

▼Interview with a winner
Monica BRENNAN/AUS

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風 :-0.7

POS ATHLETE COUNTRY MARK
1 モニカ・ブレナン
BRENNAN. Monica
AUS 23.54
2 林 慧君
LIN. Huijun
CHN 23.92
3 青山 聖佳
AOYAMA. Seika
大阪成蹊大学 24.00
4 市川 華菜
ICHIKAWA. Kana
ミズノ 24.09
5 江口 琴美
EGUCHI. Kotomi
埼玉大学 24.61
6 中島 藍梨
NAKAJIMA. Airi
大阪成蹊大学 24.66
7 三宅 真里奈
MIYAKE. Marina
甲南大学 24.85
中村 水月
NAKAMURA. Mizuki
大阪成蹊大学 DNS

Women 800m

 女子800メートルで大会新記録が出た。テセマ(19=エチオピア)が2分0秒66と、2001年にハウエル(ジャマイカ)が記録した2分1秒79を1秒13も縮めた。2着マクワゴン(25=オーストラリア)と3着のペティ(24=ニュージーランド)も大会新のおまけ付きだ。後半先頭に立って押し切ったテセマは、すでにリオ行きを決めている。「1年間アキレスけんを痛めていたが、治った。今の状態ならメダルを取れる」と強気だった。

日本人では、北村夢(20=日体大)が自己ベストを0秒94上回る2分4秒57で5位。「海外の選手と戦うのは2回目。ペースが速かったが、食らい付いていった」とうれしそうだった。

▼Interview with a winner
Tigst ASSEFA / ETH

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POS ATHLETE COUNTRY MARK
1 ティグストアセファ・テセマ
TESSEMA. Tigst Assefa
ETH MR 2:00.66
2 ブリタニー・マクゴワン
McGOWAN. Brittany
AUS MR 2:01.64
3 アンジェラ・ペティ
PETTY. Angela
NZL MR 2:01.70
4 アナスターシャ・トカチュク
TKACHUK. Anastasiya
UKR 2:02.42
5 北村 夢
KITAMURA. Yume
日本体育大学 2:04.57
6 アビー・デラモット
DE LA MOTTE. Abbey
AUS 2:04.90
7 ラタビア・トマス
THOMAS. LaTavia
USA 2:05.14
8 大森 郁香
OMORI. Fumika
ロッテ 2:07.68
サマンサ・リンド
LIND. Samantha
AUS DNF

Women 400mH

 女子400メートルハードルは、ローレン・ウェルズ(27=オーストラリア)が、55秒23で優勝した。

今年のオーストラリア選手権を制し、すでにリオデジャネイロ五輪出場を決めているウェルズ。この日は正確なハードリングでリードを奪い、2位の久保倉里美(34=新潟アルビレックスAC)に0秒91の大差をつけた。

◆ウェルズの話「火曜の大会(静岡国際)では満足できなかったが、今日はステップを間違えずにハードルを越え、2番目に良いタイムを出せた。これほど速く走れるとは思っていなかったので、五輪に向けて自信になる」

▼Interview with a winner
Lauren WELLS/AUS

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POS ATHLETE COUNTRY MARK
1 ローレン・ウェルズ
WELLS. Lauren
AUS 55.23
2 久保倉 里美
KUBOKURA. Satomi
新潟アルビレックスRC 56.14
3 石塚 晴子
ISHIZUKA. Haruko
東大阪大学 NJR 56.75
4 ジャスミン・ハイダー
HYDER. Jasmine
USA 56.85
5 吉良 愛美
KIRA. Manami
アットホーム 57.11
6 ジェス・グリナンスー
GULLI-NANCE. Jess
AUS 58.09
7 藤原 未来
FUJIWARA. Miku
住友電工 58.58
8 リンジー・ペキン
PEKIN. Lyndsay
AUS 58.71

Women 3000mSC

 女子3000メートル障害は、ケニア勢が1~4位を独占した。ハイペースから抜け出したのは、トゥイゴング(26)。優勝タイムは、9分31秒30だった。「状態は悪くなかった。流れについて行けた。みんなで切磋琢磨(せっさたくま)しながら、レースができた」と振り返った。

昨年9月に9分53秒72のジュニア日本新、学生新をマークした松山大の高見沢安珠(20)は、ここでも9分53秒82で日本人最高の7位。「練習では今まで1番ハードルが跳べていた。目標の日本選手権で自己ベストを狙う」と話していた。

▼Interview with a winner
Caroline Chepkurui Tuigong/KEN

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POS ATHLETE COUNTRY MARK
1 キャロライン チェプクルイ・トゥイゴング
TUIGONG. Caroline Chepkurui
KEN 9:31.30
2 ロズリン・チェプンゲティチ
CHEPNGETICH. Rosefline
KEN 9:35.90
3 ファンシー・チェロティチ
CHEROTICH. Fancy
KEN 9:45.31
4 ジョアン・チェプケモイ
CHEPKEMOI. Joan
KEN 9:48.61
5 ニコル・ブッシュ
BUSH. Nicole
USA 9:49.81
6 ブザエフ・モハメド
MOHAMED. Buzuayehu
EHT 9:51.92
7 高見澤 安珠
TAKAMIZAWA. Anju
松山大学 9:53.82
8 森 智香子
MORI. Chikako
積水化学 9:58.74
9 瀬川 帆夏
SEGAWA. Soyoka
大東文化大学 9:58.81
10 向井 智香
MUKAI. Chika
名城大学 10:07.59
11 三島 美咲
MISHIMA. Misaki
松山大学 10:14.56

Women LJ/走幅跳

 女子走り幅跳びは、昨年の世界選手権金メダリストのティアナ・バルトレッタ(30=米国)が6メートル61で優勝した。

3月に7メートル05の今季世界最高をマークしたブルック・ストラットン(22=オーストラリア)との一騎打ちとなったが、勝負強さを見せた。

◆バルトレッタの話「前回の試合から9カ月のブランクがあった。トレーニングを始めて2カ月。今日は100メートルと合わせて2種目あったので、疲れないように助走の距離を40メートルから35メートルに短くした」

▼Interview with a winner
Tianna BARTOLETTA/USA

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POS ATHLETE COUNTRY MARK WIND
1 ティアナ・バルトレッタ
BARTOLETTA. Tianna
USA 6m61 +1.7
2 ブルック・ストラットン
STRATTON. Brooke
AUS 6m55 -1.7
3 許 小令
XU. Xiaoling
CHN 6m47 +2.7
4 ジェシカ・ペニー
PENNEY. Jessica
AUS 6m35 +1.9
5 甲斐 好美
KAI. Konomi
VOLVER 6m33 +0.5
6 ジェシー・ゲインズ
GAINES. Jessie
USA 6m11 -1.3
7 山田 優
YAMADA. Yu
筑波大学 6m03 +1.7
8 平加 有梨奈
HIRAKA. Yurina
厚木市陸協 5m85 +2.0

Women TJ/三段跳

 女子3段跳びは、ダナ・ベルダコバ(34=スロバキア)が13メートル76で優勝した。

昨季14メートル27をマークし、すでにリオデジャネイロ五輪出場を決めているベルダコバ。1、2回目の試技はファウルだったが、3回目に13メートル47を跳んでリズムをつかむと、6回目に逆転した。

◆ベルダコバの話「昨晩ドーハから到着したばかりで疲れていたが、優勝できてよかった。リオでは決勝に残り、14メートル以上を跳びたい」

▼Interview with a winner
Dana Veldáková/SVK

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POS ATHLETE COUNTRY MARK WIND
1 ダナ・ベルダコバ
VELDAKOVA. Dana
SVK 13m76 +0.8
2 ネカ・オクパラ
OKPALA. Nneka
NZL 13m73 +1.0
3 李 艶梅
LI. Yanmei
CHN 13m64 -0.5
4 宮坂 楓
MIYASAKA. Kaede
日本発条 13m23 +2.4
5 李 小紅
LI. Xiaohong
CHN 13m13 -1.7
6 リニッカ・ピッツ
PITTS. Lynikka
USA 13m03 +1.7
7 アンナ・スタジャク
STARZAK. Anna
POL 13m00 +0.9
8 ケリ・エマニュエル
EMANUEL. Keri
USA 12m26 +0.5

Women HJ/走高跳

 女子走り高跳びは、エリザベス・パターソン(27=米国)が、1メートル93の自己ベストで優勝した。

パターソンは1メートル75から1メートル90までを1回でクリア。3人が残った1メートル93は、ただ一人クリアして優勝を決めた。

アジア大会2連覇中のスベトラーナ・ラジビル(29=ウズベキスタン)は、1メートル90で2位に泣いた。

◆パターソンの話「室内では1メートル95を跳んでいるが、1メートル93は屋外での自己ベスト。練習の成果を出せた。ゴールデングランプリでの優勝でリオ五輪選考の全米陸上に自信がついた」

▼Interview with a winner
Elizabeth Patterson/USA

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POS ATHLETE COUNTRY MARK
1 エリザベス・パターソン
PATTERSON. Elizabeth
USA 1m93
2 スベトラーナ・ラジビル
RADZIVIL. Svetlana
UZB 1m90
3 鄭 幸娟
ZHENG. Xingjuan
CHN 1m90
4 プリシラ・フレデリク
FREDERICK. Priscilla
ANT 1m87
5 渡邉 有希
WATANABE. Yuki
ミライト・テクノロジーズ 1m81
6 アナポーラ・デオリベイラ
DE OLIVEIRA. Ana Paula
BRA 1m75
ナデジャ・ドゥサノワ
DUSANOVA. Nadezhda
UZB NM

Women JT/やり投

 女子やり投げは、エリザベス・グリードル(27=カナダ)が62メートル59で2連覇した。

日本期待の海老原有希(30=スズキ浜松AC)は62メートル13で2位となった。

グリードルは5投目までは6番手の記録だったが、最終6投目に海老原を逆転した。

◆グリードルの話「ドーハから昨晩着いて、調子が良いとは言えなかったが、五輪標準記録を突破でき、カナダ代表も決まった。リオでは今日のようにウオームアップからハードに投げて、表彰台に立ちたい」

▼Interview with a winner
Elizabeth LEADLE/CAN

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POS ATHLETE COUNTRY MARK
1 エリザベス・グリードル
LEADLE. Elizabeth
CAN 62m59
2 海老原 有希
EBIHARA. Yuki
スズキ浜松AC 62m13
3 北口 榛花
KITAGUCHI. Haruka
日本大学 NJR 61m38
4 サラ・コラク
KOLAK. Sara
CRO 60m60
5 ブリタニー・ボーマン
BORMAN. Brittany
USA 59m29
6 宮下 梨沙
MIYASHITA. Risa
大体大TC 59m10
7 シンタ・オリゾナ
OZOLINA. Sinta
LAT 57m27
8 マルツェリナ・ウィテク
WITEK. Marcelina
POL 56m84
9 佐藤 友佳
SATO. Yuka
東大阪市陸協 50m85
キャサリン・ミッチェル
MITCHELL. Kathryn
AUS DNS

Women LJ T44/走幅跳 T44

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POS ATHLETE COUNTRY MARK WIND
1 中西 麻耶
NAKANISHI. Maya
大分県身体障害者陸協 5m22 +2.8
2 高桑 早生
TAKAKUWA. Saki
エイベックスHD 4m85 -0.2

Women 4x100mR

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POS COUNTRY
ATHLETE MARK
1 中国(CHN)
袁 琦琦/YUAN. Qiqi
韋 永麗/WEI. Yougli
葛 曼棋/GE. Manqi
梁 小静/LIANG. Xiaojing
42.83
2 日本A(JPN)
N斎藤 愛美/SAITO. Ami
土井 杏南/DOI. Anna
世古 和/SEKO. Nodoka
エドバー イヨバ/EDOBOR. Iyoba
43.95
3 オーストラリア(AUS)
ジェシカ・ペリス/PERIS. Jessica
ブリアナ・ビーハン/BEAHAN. Brianna
アビー・タデオ/TADDEO. Abbie
クリスティーン・ウェアン/WEARNE. Christine
44.58
4 日本B(JPN)
北風 沙織/KITAKAZE. Saori
中村 水月/NAKAMURA. Mizuki
柴山 沙也香/SHIBAYAMA. Sayaka
宮澤 有紀/MIYAZAWA. Yuki
44.78

Women 4x400mR

 女子1600メートルリレーは3分33秒72に終わった。3日の静岡国際陸上で3走だった千葉麻美を樫山楓に替えたが、2走市川華菜からのバトンを受け取るのに手間取った。「最低でも3分32秒台は出したかった。練習と試合でバトンのタイミングが微妙に違った」と市川は反省する。静岡のタイムは3分34秒58。0秒86縮めた。「タイムはまだ上げられる」。この日走った4人は皆、同じ思いだ。

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POS COUNTRY
ATHLETE MARK
1 日本(JPN)
青山 聖佳/AOYAMA. Seika
市川 華菜/ICHIKAWA. Kana
樫山 楓/KASHIYAMA. Kaede
吉良 愛美/KIRA. Manami
3:33.72
2 オーストラリア(AUS)
サマンサ・リンド/LIND. Samantha
モニカ・ブレナン/BRENNAN. Monica
リンジー・ペキン/PEKIN. Lyndsay
ジェス・グリナンスー/GULLI NANCE. Jess
3:36.23